【先輩直伝】建設業の土木の就職なら、鉄道工事を勧めたい理由。 【先輩直伝】建設業の土木の就職なら、鉄道工事を勧めたい理由。
2022.07.27

【先輩直伝】建設業の土木の就職なら、鉄道工事を勧めたい理由。

神奈川県や東京都を中心に鉄道工事を手掛けている、株式会社アースです。

現在アースでは一緒に働く仲間を募集しています。
建設業や土木工事の業界への就職を考えている方に、是非アースの面白さや鉄道工事のやりがいを知っていただきたいと思っています。

ひと言に「土木工事」と言っても、実は様々な工事の内容があります。
今回はアースが専門的に手掛けている鉄道工事の魅力についてお伝えしたく、現場の実作業から施工管理・職長も務める高津にインタビューをしました

▽動画で知りたい方はこちら▽



【建設業の土木の就職なら】アースはこんな会社です!

アースはこんな会社です

高津のプロフィール

高津:私は16歳で建設業界でのキャリアをスタートしました。途中結婚などで仕事を変え、新聞の営業マンを経験し、十数年を経て再び鉄道工事の世界に戻ってきました。
本当は建設業が好きなんです。

3年前にアースに入社し、現在は工事の実作業もしながら施工管理・職長も務めています。

株式会社アースは鉄道土木を専門にしている会社です。
2017年設立と、設立後間もない若い会社ではありますが、高い技術力と安全性を求められる首都圏の鉄道工事を専門的に手掛けています。

建設業で「土木」を就職先に選ぶとしたら、選択肢は?

建設業で「土木」を就職先に選ぶとしたら、選択肢は?

建設業でも「土木工事」就職の選択肢

まず、建設業を大きく分けると「土木」と「建築」に分けられます。
やや乱暴かもしれませんが、地面の下と上のように考えることもできます。

土木工事は道路やトンネル、河川や橋梁、水道などのインフラ整備があり、私たちの生活に必要不可欠な生活基盤を整備する工事で、多くは公共工事として発注されるものです。
現代の土木工事は、各分野を専門とする職人がチームを組んで施工する大規模な工事が大半となっています。

建築工事は住宅や学校、病院、マンションなどの建物全般を建てていく工事です。

さらに土木工事を分けると、「基礎」「造成」「外構」という様々な職種に分けることができます。

基礎工事は建物を建てる際の基礎を造る工事です。
造成工事は盛り土や石を積むなどして、建造物を建てるなどのために土地を加工する工事。
外構工事は公園などの造園工事や水道工事、道路などの舗装工事といった建造物本体以外の外構物を造る工事です。

「土木工事」と聞くと、作業員がスコップを持っている姿を想像する人もいるかもしれませんが、実際には日本の最新技術が投入されています。


ダムや道路、港湾、ビル建設、土地造成といった工事現場や災害現場においては、人の力では困難な掘削や運搬といった大規模な作業を伴います。
効率的かつ安全に行うために、ブルドーザーや油圧ショベル、クレーン、ダンプなどの建設機械(重機)が活躍します。

土木工事は空港や港湾の工事も行うため、非常に高い専門性が求められます。
このため、何らかの分野を専門的に手掛けている会社が多く、アースは鉄道工事を専門としています。

【建設業の土木の就職なら】建設業の土木工事でも、鉄道工事の就職はどう?

建設業の土木工事でも、鉄道工事の就職はどう?

鉄道工事の中でも土木工事の作業とは?

鉄道工事における土木の領域をひと言で表現すると、線路が走っているところすべて、ということになります。

皆さんが立っている駅のホームを例に説明してみましょう。

ホームの下、目に見えていない部分に「基礎」と呼ぶ部分があります。
地中杭が打ってあったり、コンクリートで地盤固めがされています。そういった場所に機械を入れて、コンクリートを流して地盤を強固にするといった作業があります。

また、ホームの屋根が古くなって補修や改修が必要になった時には、柱を解体して造り直すことになりますが、その土台となるコンクリートを埋め直して基礎を固めるといった作業もあります。

古い駅だと、地中杭と呼ぶ支柱のようなものが木でできている場合があります。まだ鉄筋コンクリートの地中杭がなかった時代には30mから40mの木を打ち込んでいました。
そういった部分にコンクリートを流し込んで土と一体化させ、崩れないように補強する作業もあります。

また、線路は全部コンクリートではなく、場所によっては土の上に線路が乗っているようなところもあるので、そういった部分にコンクリートを流し込み、土台を補強することがあります。あとは法面を補修したりもします。
これらは耐震補強という意味でも、とても重要な工事です。

アースが手掛けている鉄道の土木工事

アースが手掛けている鉄道の土木工事
私たちアースが手掛けている仕事内容を説明すると、鉄道設備の整備です。
線路を直接触ることを除き、電車が安全に走行できるように環境を整えるすべての仕事だと言って良いと思います。

例えば橋梁やトンネルの改修・補修、駅構内やホームの整備、耐震補強工事といったものです。

それから災害時の復旧工事も行います。ちょっとでも線路が歪んでいるとなると、やはりその土台は土木の領域になります。

電車を利用する方々の目には留まらないかもしれませんが、実は日頃から色んな整備が線路まわりで行われています。

日々の作業において大切なこと

日々の作業において大切なこと
やはり、何と言ってもコミュニケーションです。コミュニケーションは日々の作業においてとても重要なことです。

建設作業は常に危険と隣り合わせの状態ですし、多くの人の命にかかわる工事です。土木は本当に「基礎の基礎」を造る仕事なので、建設における要。

その日の作業の初めには必ずミーティングを行います。
実際の現場には現場監督や時間管理者など複数の管理担当者がいて、その方々から一日の作業について説明があります。工程や時間の終了目標、感電しないように電線の電流が止まる時間帯、始発の電車の通過時刻などについてです。

それを聞いてから作業員で集まって様々なことを共有し、昨日はこういう危険があったから気をつけようとか、ほかの現場でこういう事故があったから自分たちも気をつけよう、今日のこの作業は危険度が高いから慎重に取りかかろう、といった内容です。

「KY活動」といって、現場では本当にこういった話ばかりしています。

線路上での作業では、全員で挨拶して、全員で合図して一斉に線路の中に入ります。
出る時も一斉に出るのがルールになっています。
決して一人だけで立ち入ったりしないし、誰かが取り残されてしまわないようにするためです。

私たち全員の作業員が「安全が第一、作業は二の次」という教育を受けていますので、この考えはどの現場でも徹底されています。

高津さんが、心がけていること

高津さんが、心がけていること
コミュニケーションは内容も大事ですけれど、私はその方法にも気をつけています。少し笑いの要素を入れてみるなどの工夫です。

人は不思議なもので、真面目な話を真面目にしていてもなかなか入ってこない。むしろ心の扉がほんの少しでも開いた状態であれば、すんなりと受け止められたりします。

ミーティングの前に、出勤して顔を合わせたらまず一人一人に声をかけ、世間話でもいいですし、昨日食べたごはんの話でも旅行や趣味の話でも、とにかく話しかける。

昨日何食べたの?とか、旅行は楽しかった?など。

結局人間はみんな自分のことが好きなんですよ。
だから自分の話をしてくれるととても嬉しいし、会話も弾むものなのではないでしょうか。

心を開かせてからやっと仕事の話を始める、というのが私のコミュニケーション方法です。
「じゃあ、朝礼を始めますよ」と言うと瞬時にみんながこちらを向いてくれますから。

一方、自慢話はあんまり良くないですね。そういう話に興味を持つ人はほとんどいないと思います。

土木工事の施工管理の仕事とは

土木工事の施工管理の仕事とは
土木工事における管理の仕事は、施工計画作成、現場における作業工程の管理、安全や品質の管理、コスト管理、といった内容です。

他にも用地の確保や公官庁への手続き、書類処理、周辺住民への説明など、仕事の幅は広いです。
言わば土木工事における現場監督です。

決まった工期の中でいかに効率よく作業を進めていくかを計画し、さらに日々の進捗状況を確認しながら調整していく。

同じような工事でも、現場で不測の事態が起きる可能性があります。こうした場合にどう対処するかを考えなくてはなりません。

土を掘ってみると結構いろいろなものが出てくるものなのです。
とても珍しいケースですけれど、弥生時代の土器が出てきたこともありました。こういう場合は工事がストップします。

何か問題があった場合には作業員たちと相談してその後の工程などを見直しますが、ここでもやはりコミュニケーション能力が必要になります。

実際の工事に入る前に事前調査を行いますが、実際に掘削してみないとわからない部分は残ります。なので、実際の地面の状態と調査結果から工事に入る前にあらゆる可能性を想定する。
こうなったらこういう対処法で問題を回避していこう、と。

現場の経験が表れるでしょう。
これはタクシーの運転手と同じかもしれません。
行き先を告げられて、ルートをどれだけ想像できて、道が混んでいたらすぐに別のルートに変更できて、早く安全に目的地に到着する、というのに似ている気がします。

「管理」と「現場」で隔たりはないの?

「管理」と「現場」で隔たりはないの?
何十年も職人を経験してきた職人さんと、半年しか経験がない現場監督では作業員のほうがたくさんの知識を持っている場合があります。

だからと言ってどちらが上とか下とかはありません。

単なる役割の違いであり、同じ目的を持って一緒に構造物を造り上げていく訳ですから。命を預かっている、命を預けているという責任と信頼関係で成り立っていると思います。

実際には現場監督も作業員も、同じ現場で一緒に汗水流しています。

「立場が上になればなるほど低姿勢になれ」とよく言われますが、これは普段から意識していないとなかなかできないことです。

会社で偉そうにしている人はお客様の前でも腰が高くなっていることが多いです。低姿勢を意識しているつもりでも、ついつい日頃の態度が滲み出てしまうものなのです。

なので、私は常にフラットな気持ちで社員や現場作業員と接するように心がけています。

【建設業の土木の就職なら】鉄道工事の魅力について

鉄道工事の魅力について

鉄道工事のやりがい

究極で言えば日本の皆さんの普段の生活を守っている、という実感でしょうか。ある種の優越感みたいなものもあるかもしれません。

毎日達成感があります。「今日もこうして朝から人が安心して電車に乗ることができるのは、私たちが整備の仕事をしているからだ」「今日も無事に作業を終えることができて良かった」という達成感です。

夜間の鉄道工事は時間との戦いで、ミーティングで作業の流れと時間配分をしっかり確認してから作業を開始します。

その計画通りに作業を進めてきちんと時間通りに作業を終了させることができれば、大きな充実感を得られます。
なかなかこういった仕事はないのでは?と思っていますね。

【建設業の土木の就職なら】こんな人に鉄道工事はお勧め!

鉄道工事に向いている人!

人の役に立ちたい、と思っている方にはとても良い仕事だと思います。
先にお伝えしたように、現場ではお互いの安全を気遣いながら作業をしますし、工事の結果は世の中の人々の安全を守りつつ利便性を高めていくことにつながりますので。

そして、モノを造ることが好きな方も。
日々限られた時間の中で、ここまで完成させるという目標を持って作業をし、それを繰り返していく。やがて大きな完成形を目にした時の喜びは、本当にたまらないものがあります。

あとは、人を思いやる気持ちを持っている人です。
私たちの仕事はお互いに助け合わないと成り立ちません。チームワークに思いやりは必要不可欠だと思います。

毎日電車を見ることができるので、電車が好きな人ならとてもハッピーに仕事ができるのではないでしょうか。これも重要なポイントだと思います。

土木・建設業・就職 アースでの人の育て方

土木・建設業・就職 アースでの人の育て方

高津さんの人の育て方

私は「教えてください」と言われたら常に「はい!教えます!」というスタンスです。(笑)
そして人を褒めながら育てるタイプだと思っています。

何事においてもやったことがなければできないのは当然ですし、土木工事は経験値がものを言う仕事です。

上司が「できないからダメ、できないからやらせない」というスタンスだとなかなか部下は成長しませんし、今の時代は「見て覚えろ」という教育法は通用しません。
きちんと教えて、少しでもできるようなったらきちんと褒め、認めてあげることを大切にしています。

いろいろ言いたいことがあっても頭ごなしに言うようなことはしません。まずは認めること。
「ここは良かったよね!でも強いて言えば…」と、「強いて言えば」という言葉はよく使いますね。 今回はアースで活躍している先輩に話を聞きました。
経験がなくても、丁寧に教えますので、建設業も鉄道工事も「初めてだけれどもここなら楽しく仕事ができそうだ」など、と少しでも興味を持っていただけたなら是非お気軽にご連絡ください。

皆さんのご応募をお待ちしております。

高津さんの人の育て方

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